私は現在、楽天証券を利用していますが、そのほかにも楽天グループのサービスを利用しています。
楽天グループの株価はイマイチですが、楽天グループの様々なサービスによる囲い込み経済圏は、還元率においてPayPay経済圏よりもお得な部分があります。
楽天市場
まず、買い物は楽天市場。
購入すると楽天ポイントが購入額に応じてもらえますが、5と0のつく日はポイントが5倍(つまり5%還元)となるので、買い物はまとめてすることにしています。
また、「買い物マラソン」やその他のキャンペーンもあって、更に数倍(数%上乗せ)のポイントがもらえることもあります。
注意点としては、エントリーしないとならないキャンペーンがある、という点です。
これを忘れると、想定していたポイントがもらえないので、必ず確認することをお勧めします。
楽天ペイ
スマホ決済はPayPayが独断場の様ですが、やはり楽天経済圏になくてはならないのが楽天ペイです。
楽天ペイのスマホ決済に対応しているお店で購入すると、購入金額の1%分の楽天ポイントが後日つきます。
楽天ペイには現金を銀行やコンビニATMからチャージして利用する楽天キャッシュとは別に、登録したクレジットカード経由での支払いもできるため、楽天市場やその他のオンラインショップでの決済にも利用が可能です。
PayPayの通常還元率が0.5%になってしまった今、楽天ペイの1%還元は大きいと思いますし、楽天市場との組み合わせも大きいと思います。
また、スーパーによっては週末や曜日限定で、楽天ポイント還元率が5倍10倍となる店舗もあるので、確認してみると良いでしょう。
例えば、西友では、毎週土曜日は楽天ペイアプリから楽天ポイントのバーコードを表示して提示し楽天ペイで決済すると5倍に、西友アプリから楽天ポイントのバーコードを表示させて提示し楽天ペイで決済すると10倍となります。
ぜひ活用しましょう。
楽天証券
こちらは正直言うと、私のような少額投資の場合は意味がないのですが、毎月30000円以上、投信や米国株式の購入(円貨決済のみ)をしている場合は、楽天ポイントの還元率が上昇します。(これをSPUと言います)
これには上記の購入以外に条件があって、まず楽天銀行口座を持っていて、マネーブリッジ設定を行うこと(楽天銀行口座と楽天証券の預かり金口座を紐付けすること)が必要で、更に楽天証券のポイントコースを楽天ポイントコースに設定している必要があります。
これらの条件を全て満たすと、最大で楽天ポイントの還元率が1倍(つまり1%)増えます。
少々わかりづらいし利用しづらいのですが、楽天証券をそこそこ使っている方は、設定しておくと良いと思います。
楽天カード
クレジットを利用するなら楽天カードを組み合わせるべきでしょう。
楽天ペイのキャッシュチャージを楽天カードで行って楽天キャッシュを利用した場合は、楽天ペイで楽天カード経由での決済するよりも0.5%お得になります。
チャージの手間が増えますが、特別な条件無しで還元率が上がるので、お得ではないでしょうか。
この他にも楽天モバイルや楽天ブック、楽天Koboなどなど、いろいろなサービスでSPUがつくので、利用目的に合ったサービスを組み込むことで、楽天ポイントの還元率は上がっていくので、チェックが必要です。
楽天グループの株価について
さて、話は株の話に戻りますが、【4755】楽天グループの株価、どうなっちゃうんでしょうか。
5月の第三者割当増資発表から下げ続け、先日は500円をついに割ってしまいました。
ここ二日間はなんとか500円近くまでは戻ってますけど、まだ厳しい状況という見方が多い様です。
売買高は急激に増えているので、業績いかんでは大きく戻すこともあるかもしれませんけど、楽天モバイルとKDDIとのローミング提携が功を奏してこない限りは、難しいかもしれないですね。
投機的には妙味があるかもしれませんが、投資としては判断できないなぁ、というのが私の意見です。